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999円セールで買ったEcho DotをただのBluetoothスピーカーとして使う男のレビュー

      2019/10/30

999円セールで買ったEcho DotをただのBluetoothスピーカーとして使う男のレビュー

つい先日記事に書いたとおり、Echo DotとAmazon Music Unlimitedのセットを999円で購入しました。

早速Echo Dotが届いたので、めちゃくちゃ個人的なレビューを書いてみたいと思います。
インターネッツという大海原には、当記事でもお役に立てる方がいらっしゃるかもしれませんので。

それではまず開封と製品の画像からどうぞ。

チャコールのEcho Dotと付属品の画像

まずは開封。
注文の翌日に早速届いたEcho Dotは、いつものアマゾンでのお買い物と同じように、過剰に大きいアマゾンのダンボール箱に収められていました。

付属品はEcho Dot本体と電源アダプタ&コード、そして簡易な説明書が2枚。

ACアダプターと電源コードは一体になっていて取り外しはできません。
コードの取り外しが可能で、USB給電のほうが個人的には便利かも。
電源コードの長さをメジャーで測ってみたところ140センチほどあり、十分な長さ。

で、早速電源コードを挿してみました。

Alexaの洗礼!スマートスピーカーの恐怖!

電源を挿すと、Echo Dotはサイバー感満載のオレンジ色の光を放ち、まぁまぁでかい声でしゃべり始めました。
ほぼAIヴァージンの私は恐怖感を覚えました。

「セットアップの準備ができました」
「アレクサアプリをインストールしたら、アプリの手順に従ってセットアップを進めてください」
とのたまうアレクサさん。

なにこれ!AIに支配されてる感がハンパない!!
ターミネーターとかマトリックスの世界やんけ!

人類の敗北を予感しつつもアレクサ様の指示通りにアレクサのスマホアプリをインストールする私。
アプリを起動すると、いきなりアマゾンへのログインを要求されました。

これはアカン!
アマゾンのアカウントと紐付けされたら、勝手にプレミアム会員に登録されて、毎日アマゾンで要らないものまで買い物させられる!
高級羽毛布団とか幸運の壺とか買わされる!

そう思った私はアマゾンへのログイン・サインイン無しでEcho Dotのセットアップを完了させられる方法をググり始めたのでした。

アマゾンへのログイン・サインイン無しでEcho Dotのセットアップを完了させられる方法はないっぽい

ググってもググってもアマゾンへのログイン・サインイン無しでEcho Dotのセットアップを完了させられる方法は見つかりませんでした。

クレジットカードとかを決済方法に使用していない新規アカウントを作って、そのアカウントでログインすれば安心して使えるかなとも考えましたが、アマゾンは原則的には複数アカウントの所持を禁止しているようです。

まぁセットアップ完了ってどういう状態のことを言うのかわかりませんし、セットアップとやらの前にとりあえずパソコンとEcho DotをBluetoothペアリングで接続してみることにしました。

パソコンとEcho DotをBluetoothで繋ごう!

パソコン側のBluetoothをオンにして、Windows10の設定画面から「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を選択します。
すると接続可能なBluetooth機器の一覧が出てきますのでEcho Dotを選択します。

Echo DotのPINコードがどうとかいう表示が出てきますが、無視して接続ボタンを押すと、ペアリングが完了しました。
早速パソコンの中に入っている音楽ファイルを再生すると、ちゃんとEcho Dotから音楽が流れました。

ネット上には音質が悪いという評価もかなりありましたが、思ってた以上に音質が良い!

ただ初期設定の音量が大きかったので、音量を下げることに。
音量調節ボタンはEcho Dot本体にも付いていますが、せっかくのスマートスピーカーなので、音声操作でAlexaに音量を下げてもらうことにしました。
ちなみにEcho Dot本体には、音量調節ボタンの他に「アクションボタン」と「マイクオフボタン」が付いています。

Echo DotをWi-Fiに接続しよう

「アレクサ!音量を下げて!」
と若干の恥ずかしさを感じつつ初めて機械相手に話しかけるも、応答なし。
「アレクサ!音量を下げて!」
「アレクサ!音量を下げて!」
「アレクサ!音量を下げて!」
と話す速さや声色を変えながら20回くらい命令してみても反応なし。
「アレクサ!音量を5にして!」
など変化球を混ぜても音量は変わらず。

調べてみたところ、アマゾンのヘルプに以下のような説明がありました。

・Echo端末をWi-Fiに接続する
Echo端末が発話したり、問いかけに応答したり、メディアをストリーミング再生したりするには、Wi-Fi接続が必要です。

なるほど、確かにネットに繋がってないと今日の天気とか聞いても答えられないもんね。
アラームとタイマーにはインターネット接続は必要ないみたいですが、どうやらセットアップが完了していない状態では使用できないっぽい。

アプリからだとアマゾンへのログインを要求されるので、下記のパソコンからのセットアップサイトに接続してみるも、こちらも同様。
https://alexa.amazon.co.jp/

やはりアマゾンのアカウントと紐付けしないとスマートスピーカーとして使えないのか・・・
アマゾン漬けの植物人間にする気満々だ。

なんだか疲れたのでEcho Dotの電源を切ることに

とりあえず普通のBluetoothスピーカーとしては使えるようになったので、私はいったんEcho Dotの電源を切ることにしました。
しかし、電源ボタンなどどこにも見当たりません。

アクションボタンを長押ししても、セットアップモードに切り替わるだけ。
さらに長押しするとデバイスを勝手にリセットするしまつ。

どうやら電源コードを抜くしかないようだ。
スマートスピーカーとやらは基本的には電源入れっぱなしで使用するものなのだろうか。

待機電力なんて微々たるもので電気代は無視できる程度だとしても、つけっぱの間Alexaに常に監視されているようでなんだか怖い。
盗聴されて製造国の中国(裏面にMADE IN CHINAと書かれている)やアメリカ合衆国にデータとして送信されているのではないだろうかと疑心暗鬼になってしまう。
政府高官でもなんでもない底辺の一般人だけど。

AIが人類の弱点などの情報を収集して、閾値を超えた時にAI軍が人類に対して反旗を翻すのではないだろうかということも不安だ。

しかたないので電源コードを抜いてEcho Dotの電源を落とした私は、そっとベッドの中に入り、アイドルと付き合う妄想をしながら眠りにつくのでした。
 

いかがでしたでしょうか?
おそらくほとんどの人にとっては1ミリも役に立たないレビューだったことでしょう。

でもこんなアホなことしてるやつは他にいないと思うので、ごく少数でも誰かの役に立てばと記事にしてみました。

AIとの共存を拒否した私はターミネーターでいう人類の救世主・ジョン・コナーになれるのか?
それとも時代の進歩に取り残されたアナログクソジジイになってしまうのか?
ほぼ間違いなく後者でしょう。

まぁ多分あとで普通にAlexaアプリでアマゾンにサインインしてEcho Dotをセットアップすると思います。
音声ショッピングをオフにする設定もあるみたいですしね。
本当はAmazon Music Unlimitedも試してみたいですし、筋トレの時に音声操作でタイマー機能も使いたいですし、Alexaスキルで英語の勉強とかもしたいです。

しかし今回のセールは、セットアップを完了せずに、単なるBluetoothスピーカーとしてだけ使ったとしても十分に元が取れる超絶お得なセールだと思います。
まだ購入していない人はぜひ。
それではまた!

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