予防着陸とは何?AH-64Dアパッチ・ロングボウが予防着陸!?

   


2月5日の午後4時45分ごろ、佐賀県神埼市の住宅街にヘリコプターが墜落しました。
佐賀県警によるとヘリは自衛隊機で、AH-64Dアパッチ・ロングボウとみられています。

防衛省によれば、墜落直前にAH-64Dアパッチ・ロングボウから、「目達原(めたばる)駐屯地に予防着陸する」と連絡があったとのことです。

予防着陸とは?

ヘリコプターなどの航空機が、墜落を避けるために付近の空き地やグラウンドなどに着陸することを、予防着陸といいます。
実際の使われ方としては、ほとんど「緊急着陸」と違いはないようです。

予防着陸を行う状況は、天候の悪化、航空機の機器の異常、パイロットの体調不良等様々ですが、計器異常での予防着陸が多いようです。

AH-64D アパッチ・ロングボウはなぜ予防着陸を試みたのか

今回のAH-64Dアパッチ・ロングボウの予防着陸は、「予防着陸をすると事前に連絡が入っていた」という報道が事実であれば、機体の異常での予防着陸である可能性が高いように思われます。

ですが、住宅地で炎上しているところを見ると、予防着陸が失敗した可能性もあります。
問題なく予防着陸が完了したのであれば、学校のグラウンドや河川敷や空き地などに着陸しているはずです。
機体の異常でAH-64Dのコントロールが不可能になり、不時着や墜落に近い形で着陸したのではないでしょうか?

予防着陸はただの言い訳?

予防着陸という言葉については、「ただ墜落や不時着や緊急着陸という印象の悪い言葉を避けるために使われているだけで、実態は墜落なり不時着なり緊急着陸だ」という指摘があります。
確かに実際に被害が出ているにも関わらず、予防着陸という言葉を使うのは無理があるように思います。

例えば今回の自衛隊機AH-64Dアパッチ・ロングボウの件では住宅地で炎上し、被害が出てしまっていますので、墜落という言葉を使うのが適切かもしれません。

報道によると、「予防着陸をする」という事前連絡があったと防衛省が発表したとのことです。
予防着陸自体は、被害を最小限に抑えるための行動なので、「予防着陸をする」というパイロットの方の判断自体は誤っていたようには思えません。
それだけに、おそらくは機体の不備や故障により墜落炎上し、被害が出てしまっていることが残念でなりません。
少しでも被害が出ないことを祈ります。