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鉄腕ダッシュ DASH島2時間スペシャルがおもしろすぎた件

      2017/07/25

いやー面白かったね!鉄腕ダッシュ!
相変わらずトキオの多才さもすごいし!
鉄腕ダッシュは視聴率が低迷し続けるテレビ業界の、最後の希望ですわ!

特にDASH島は毎回最高に面白い。
今回はいきなり城島兄貴のハチの巣駆除からスタート!

なかなかにでかいキイロスズメバチの巣をリーダーが木に登ってそのままの状態で採取する。
ついには蜂駆除業にまで手を出したか!これでこそダッシュ島!これでこそTOKIOだ!
この時点で最高の2時間スペシャルになることを確信した。

ニュースの特集とかで知らないおっさんが蜂の巣駆除をやっていてもついつい見入ってしまうのに、DASH島で城島が蜂の巣を採取するなんて面白くないわけがない。

キイロスズメバチは女王蜂も働き蜂も巣の中ではなく土や倒木の中で越冬するか、越冬できずに死んでしまうらしいのだが、万が一巣の中に蜂がいたら危ないということで、30分間煙で巣を燻す。
その間、ハチの襲撃に備えて茂みの中に身をひそめるリーダー。
そして「茂が茂みに」というアホなテロップ。
採取に成功するも、城島カメラの残念なピンぼけ。

この一連の流れの緩さが鉄腕ダッシュとTOKIOの醍醐味だよね!
水曜どうでしょうもそうだけど、メンバーと番組スタッフの真剣さとアホさが同居している番組はすごく面白くなるし、視聴率も良い。
もちろん出演者に実力と魅力があることが大前提だけど。

で、採れたキイロスズメバチの巣を厄除けとして舟屋の山城の看板の上のど真ん中にかざっていたけど、あれって暖かくなってきたら蜂が住みだすんじゃないのか?
リーダーは、
ハチが巣を作ろうとしても先客がいると思って近寄らんのちゃう?
と言っていたが、どうなんだろう?
再利用されて大量のハチが住み着き、TOKIOのメンバーとダッシュのスタッフが刺されてアナフィラキシーショックで全滅し、番組は打ち切りというバッドエンドにならなければいいが・・・

で、今回のダッシュスペシャルのメインテーマは、
味噌づくり」!!!
すごい地味!!!
でもこれが鉄腕ダッシュなのだ。これが面白いのだ。

味噌を作るには大豆(豆)、塩、麹の3つの材料が必要らしく、素材集めを開始するメンバーとスタッフ。
大豆も塩も麹も買ってくればいいのに、そこは鉄腕ダッシュ、その3つの原料を作るところからスタート!
さすがラーメンを作るために小麦栽培から始める番組!今回も意気込みが違うぜ!

はダッシュ島に自生していたハマエンドウとハマナタマメを採取し、例の井戸の水でふやかして柔らかくし、発酵に利用する。
が、ここで事件発生。
井戸の桶にキアシナガバチが群れを形成して越冬していた。
桶の中でうごめく大量のキアシナガバチ・・・キモい!!!

しかし城島リーダーはジャニーズを代表する人気グループのTOKIOを長年まとめあげてきた包容力を見せ、キアシナガバチを優しく保護してあげようと、その桶は使わずに伏せた状態で隅に置き、他のメンバーやスタッフが触らないように、
サワルベカラズ
というダイイングメーッセージのような文字を書いた板を設置。

その後に松岡が来て、その桶と看板を発見し、
触って欲しいんでしょ
といつものノリで桶を開けてしまう。
確かに「押すな」って書かれてるボタンがあったら絶対に押すけどさ。
メンバーの中では虫が苦手な方な松岡が悶絶し、蜂に謝るシーンは面白かった。

はアカモクという海藻に海水を吸わせて乾かすことを繰り返して藻塩を採取。
3日かかってダッシュ島産の「島塩」ができあがった。
塩づくりでもはやりお笑いシーンがあり、アカモクを干すついでにヌタウナギも干して棒アナゴにしようと、リーダーがヌタウナギを持ってくる。

すると蛇をも鷲掴みにするあの無人島の絶対王者・山口達也が耳を塞いで倒れるw
達也はヌタウナギの内臓を抜く場面を見てからウナギNGなのだw
一つの工程に一笑い入れてくるダッシュはさすがである。

ラストのを作るにはコウジカビなどの菌が必要であり、さすがにこれは素人では採取が難しいため、8年前に醤油造りで山口がお世話になった寛政二年(1790年)創業の200年以上続く超老舗味噌蔵である「八二醸造(はちにじょうぞう)」さんに、種麹(麹菌を乾燥させたもの)を分けていただくことに。

八代目蔵元の高久栄一郎さんに麹造りのノウハウを教えていただく。
麹菌を繁殖させるために米にまぶし、それを麹室(こうじむろ)という蔵で温度管理するのだが、12時間は34~35度で厳密に温度管理しないと、良質な味噌を作るための麹はできあがらないらしい。

ダッシュ島に戻ったリーダーは以前TOKIOが育てた「新男米」に種麹をまぶし、ダッシュ島にある洞窟を温度管理の場所として麹室代わりに利用することに。
入口をすだれやトタンやマサキの葉で塞いで熱が逃げないようにして、中で焚き火をたいて洞窟内の温度を上昇させる。

そこから厳密な温度管理が必要な12時間の間、城島リーダーの死闘が繰り広げられた。
35度と言う適温を保持するために、たき火が焚かれ煙が充満した洞窟を何度も出入りする。
一酸化炭素中毒でリーダーが死んでしまわないか心配になった。

途中、焚き火用の薪が入った箱を見ると、中に手紙と竹でできた箱を発見。
手紙には、
しげちゃん!おべんとう食べてがんばって 母より
と書かれていたのだが、竹の箱の中身は松岡が作ったお弁当だった。

夜遅くまで作業を行うリーダーを気遣って、
ちょっとツマめるものがあれば
と、サザエやムラサキガイやコオニユリのユリ根で松岡が料理したのだ。
優しすぎか!!!

松岡のお弁当で元気を補充したリーダーはその後も麹づくりに精を出す。
洞窟から離れることができないので、洞窟の入り口で仮眠しながら夜通し作業。
すぐ近くで焚火の炎が燃えていて、リーダーに燃え移らないかハラハラした。

そうして2日間かけて麹ができ、これで豆、塩、麹と味噌づくりに必要な3つの原料がそろった。
あとは3つの原料を混ぜ合わせ、容器に入れて約1年間熟成発酵させるだけ。

・・・1年!??

相変わらずだぜ、ダッシュ島は!
普通の番組じゃ考えられない撮影スケジュールだ!
だってその間に視聴率が低迷して打ち切りになるかも知れないじゃん!
ダッシュ島のスタッフは無鉄砲モノの集まりやな!惚れるぜ!!!

で、熟成に使う容器もダッシュは100均の容器を使ったりなんかしない。
島の民家跡で見つけた木桶を修理し、煮沸消毒して利用する。
大きなアカニシの貝殻2つも見つけてたけど、さすがにボツになったのかな?

さて、そうして10ヶ月後、ついにダッシュ島産の島味噌が完成!
その味噌を使ってカメノテとムール貝(ムラサキイガイ)の味噌汁を作り、TOKIOのメンバー全員で食べる。
メンバー5人全員揃うとなんだかすごくほっこりするよね。

熟成にかかったのは10カ月だが、工程の一番初めから数えると味噌が完成するまで2年かかったことになるらしい。
2年がかりの企画って・・・こんな番組滅多にないよね。

島味噌で作ったみそ汁は、
島汁→城島汁→しげる汁→しげる
という連想から「しげる」という名前に決定w

が、その「しげる」の味は正直微妙だったようで、メンバーのリアクションは鈍かったw
カビ防止のために混ぜた塩のせいでしょっぱくなったらしい。

しかし、その塩はうまいかも!?
ということで来週はどうやらその塩を使ったラーメン企画っぽい。
次週も楽しみだぜッッッ!!!

週に一つでも楽しみな番組があると、そのために頑張れるよね!
ありがとう鉄腕ダッシュ!ありがとうTOKIO!!!

・その他今回のダッシュで得た豆知識
俳優の岡本信人は野草に異常に詳しい