モルゲッソヨとは?韓国平昌オリンピック会場にある謎のオブジェ「モルゲッソヨ」!
モルゲッソヨとは?
モルゲッソヨとは、韓国の江原道平昌郡にあるアルペンシアリゾートに設置されている像のことです。
これです↓
モルゲッソヨ祭りの経緯
平昌オリンピック会場前の謎のオブジェに対し現地民「モルゲッソヨ(知らないです)」
↓
インパクトがでかすぎてAA祭りが始まる pic.twitter.com/wVZnupivNA— 歴女ではない (@rekijodehanai) 2018年2月8日
モルゲッソヨの由来は?
この韓国にある謎すぎる像が、日本の5chやツイッターなどのネットで話題になっています。
しかし、この像の本来の名前は「モルゲッソヨ」ではありません。
平昌オリンピックの取材で韓国の平昌に訪れている東スポの記者さんが、この像のことを現地のボランティアスタッフに質問してみたところ、
「モルゲッソヨ(韓国語で"分かりません"という意味)」
と言われたことから、日本のネット民がこの像のことを「モルゲッソヨ」と呼ぶようになりました。
「モルゲッソヨ」という言葉の語感が抜群に良いことも、モルゲッソヨが流行している理由の一つでしょう。
モルゲッソヨの正体
この像の本当の名前は日本語に訳すと「銃弾マン」で、このページを見ると、2008年にはすでに試作品のようなものが出来上がっていたようです。
制作者はキム・ジヒョンさん。
なぜ頭部が銃弾になっているのか、なぜ裸なのか、なぜ全体的なフォルムが男性器のようなのか、なぜシルバーなのか、なぜ3匹もいるのか、なぜこんなクソみたいな奇妙なアートが平昌オリンピックの会場付近に設置されているのかなど、疑問が尽きません。
そんなミステリアスな部分も制作者のキム・ジヒョンさんの意図するところであり、銃弾マンモルゲッソヨの魅力なのでしょう。
クリエイターの創作意欲を刺激するモルゲッソヨ
ネット上ではもうすでに、このアート作品を進化させた、さらなるアートが生まれ始めています。
モルゲッソヨラテアート
#本日の暇カプチーノ、『モルゲッソヨ』。 pic.twitter.com/oUtsOI0Eg7
— じょーじ (@george_10g) 2018年2月9日
動くモルゲッソヨ
すぐに作れそうだったのでつい・・・。#モルゲッソヨ pic.twitter.com/vVOtGy1w05
— CPUX4 (@CPUX4) 2018年2月9日
アートの連鎖、とても素敵だと思います。
芸術というのはこうやって発展していくものなのかもしれませんね。
モルゲッソヨ=ブリオン説
一部ではハンターハンターの兵器ブリオンに似ているという意見も出ています。
モルゲッソヨブリオン説やめろ pic.twitter.com/EedSwzYpPj
— U@有楽悠 (@Lunatic_Down) 2018年2月9日
このページの一番下の作品はさらにブリオンに似ている気がします。
冨樫先生もモルゲッソヨからインスピレーションを受けてブリオンを思いついたのでしょうか?
億が一パクリだったとしても、何年も前にモルゲッソヨを見つけ出したリサーチ能力と、このデザインを採用したセンスの良さに驚嘆を禁じえません。
世界にはばたけモルゲッソヨ!
東スポの記者さんが発掘し、日本のネット民が育てたこの逸材・モルゲッソヨは、幸か不幸か平昌のメインプレスセンター前に設置されているとのこと。
このオブジェの前は、世界各国の報道陣の集合場所となっているみたいです。
ということは、各国の記者が注目して記事にしてくれれば、PSYのカンナムスタイルのように世界中で有名になる可能性があるということです。
制作者のキム・ジヒョンさんのことは全く存じ上げませんが、こんなヤバい作品を黙々と制作し続けるような方が、トップアーティストへと成り上がるのを見てみたい気がします。
モルゲッソヨはアジア以外でも通用するのかしないのか。
モルゲッソヨ等身大フィギュアは発売されるのかされないのか。
コミケやハロウィンでモルゲッソヨのコスプレをする猛者は現れるのか現れないのか。
2018年の流行語大賞はモルゲッソヨになるのかならないのか。
今後の動向に注目しましょう!