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【ネタバレ注意】BG~身辺警護人~第1話の感想【1月18日放送】

      2018/02/02



BG~身辺警護人~第1話の感想

いよいよ待ちに待った「BG~身辺警護人~」を見られる。
久しぶりのキムタクこと木村拓哉主演のドラマだ。
キムタクは一種類の演技しかできないと酷評されることもあるけれど、役の方がキムタクに合わせてくれるから全く問題なし!
このドラマももうボディーガードがテーマの時点でキムタクに似合う役である感じがプンプンする。

キムタク主演のドラマで面白くなかったドラマなんて思いつかないくらいだ。
今のところ一番好きなキムタク主演のドラマは「GOOD LUCK!!」。
TBSのドラマで、パイロットの新海元(しんかいはじめ)の役をキムタクが演じたやつね。

ヒロインの緒川歩実(おがわあゆみ)役を私の好きな柴咲コウが演じていて、最高に私得なドラマだった。
今回のヒロインとみられる、キムタクの警護対象の女性厚生労働大臣・立原愛子役は石田ゆり子とのこと。
石田ゆり子は正直もうおばさんと呼ばれる年齢だけど、相変わらず綺麗で、告られたら100パー付き合うだろう。
もちろん向こう側がお断りだろうが。

さて、というわけで、個人的に「GOOD LUCK!!」超えを期待しながら、この新ドラマを見たいと思う。
あと石田ゆり子の不老っぷりと、SMAP解散騒動でのキムタクの心労具合も慮りながら見ようかな。

BG~身辺警護人~第1話スタート!

いきなり飛行機が着陸するシーンから開始。
一瞬、「あれ?グッドラックかな?」と思ってしまった(笑
時は2012年、サッカー選手日本代表のエース河野純也(満島真之介)を警護するキムタク。
国内リーグのチームからイタリアの名門チームに海外移籍するらしい。
リアル日本代表で言えば本田圭祐とか中田英寿とかっぽい雰囲気だ。

リアルではキムタクの方がVIPで、警護される側なのに、役ではボディガードなのがおもろい。
黄色い歓声を上げる女子に紛れて、一人だけ純也アンチのおっさんがいた。
「裏切者!日本を捨てて金儲けかよ!」と叫び、卵を投げつけるアンチのおっさん。

マトリックスみたいにスローモーションで卵を割らずにキャッチするキムタク。
なるほど、今回はこういう役か。
フランスワールドカップの時、成田空港で城彰二に水がかけられたが、あの時もキムタクが警護していれば防げたのだろうか。

「サンキュー!ナイスセーブ!」と、サッカージョークで声をかける河野純也。
そして、どこからかネジが落ちたのをキムタクが凝視するシーンが映され、一気に場面が2018年へ。

交通整備をするキムタク

卵キャッチ&謎のボルト落下事件から6年後の2018年、キムタクは身辺警護ではなく工事現場の交通整備をしている。
2012年からの6年間、警備員をしているというキムタク。

するとそこに、黒の高級車が突っ込んできて、通行禁止の工事現場を通せと言うSP江口洋介(落合義明)。
そして・・・でたあああああ!!!後部座席の窓が開くとそこに石田ゆり子(立原愛子)!!!
「お願いできませんか?」と一言キムタクに言う。
そして状況を見て、パイロンの柵を外してあっさり通すキムタク。

・・・通すんかい!!普通通したらあかんやん!!!
穴掘りとかしてたんちゃうんかい!
危ないタイプの工事じゃないけど、規則で通行止めしてただけだったの?
それとも終わりかけだったの?
それとも石田ゆり子にお願いされたから通したの?

後ろから追いつくマスコミっぽい連中。
石田ゆり子の役はどうやら失言大臣らしい。
でも石田ゆり子なら失言OKだろ。

再びBGになるキムタク

そして場面はキムタクが勤務する警備会社へ。
身辺警護課を発足することになったらしい。
なんという展開!ドラマかよ!
過去のボディーガード経験を買われて、社長から身辺警護部署への勧誘を受けるキムタク。

「ボディーガードの世界は失敗を犯した者は現場には戻れません。」
と言ってここでは誘いを断る。
やはりか、大多数の視聴者が2012年から一気に2018年にジャンプしてキムタクが交通整備をしている時点で気づいたであろう事態。
やはりあの空港でボルトが落下したときに何かあったのだ。
ネジが外れて何か落下してサッカー選手の脚が再起不能になったとかかな?

え!?社長車いす!??
もしかして護れなかったであろうあのサッカー選手が社長?
と一瞬思ったが、骨格レベルで顔が違いすぎる。
高須クリニックでもここまでの整形は無理だろう。
まぁ社長の車いすの布石も、多分6話くらいで出てくるのだろう。

集結する身辺警護チーム

どこで心変わりしたのか知らないけど、身辺警護課に行くためにロッキーばりにトレーニングを始めるキムタク。
それとともに映し出される身辺警護チームの面々。
万引きGメンっぽい菅原まゆとかいう役の子かわいい!!!
え!?これ菜々緒なの?
なんか顔変わった?
私の記憶違いでしょうか?

なるほどね、チーム物か!
映画のオーシャンズイレブンみたいなスペシャリスト集団ものっぽい!
いいね!
好きだよこういうの!

トレーニングの模擬訓練で身辺警護としての才能の片鱗を見せつけるキムタク。
最近流行ってる、主人公最強物の小説みたいな感じだ。

マスコミに負けずに頑張るゆり子とサイコパスっぽい記者

場面が変わって失言大臣立原愛子(石田ゆり子)のシーン。
ゆり子には警視庁のSPが警護についているようだ。

・・・あれ?警視庁所属ののボディーガードがいるならキムタクが出る幕なくね?
大臣の警護を民間の警備会社に任せるのか?

そして不審物が石田ゆり子あてに届く。
慢心は人間の最大の敵だ 退陣なくば、死の号砲が鳴る
という脅迫文書付き。

うん、センスゼロの脅迫文だね!
小学校6年生がネットを参考にして頑張って考えた脅迫文みたいだ。

そして石田ゆり子はやっぱり美しい。
48歳ってマジかよ。
奇跡を見たぜ。

で、「号砲」というワードが脅迫文に含まれていることから、マラソン大会が怪しいと分析するSP。

キムタク演じる島崎章(しまざきあきら)には子供がいるらしい!
奥さんの工藤静香との子供か?

どうやら離婚して、奥さんの方は再婚しているようだ。
多分その奥さんのことも後で警護するんだろう。
8話くらいで。

石田ゆり子がマスコミに囲まれているシーン。
大臣とは長い付き合いだという「週刊時論」の記者である犬飼悟に独占取材を許可する石田ゆり子。
なんか怪しいぞこいつ!!!
この記者、サイコパスっぽい雰囲気だ!

初めての依頼を受けるチームキムタク

キムタクの警護チームへの依頼人は佐助フーズの会長・大久保佐助71歳。
石田ゆり子が出席することになっている隅田川マラソンのスポンサーらしい。
表彰式の際の警護を頼まれるチームキムタク。

ゆり子大臣の警護ではなかった!
良かった!大臣の警護だったらおかしいもんね!
脚本がしっかりしてますわ!

「私のために死んでくれるんだな」とただの民間の警護人に無茶な要求をする大久保会長。
「行かなければ巻き添えを食う心配がなくなりまっせ」と進言するキムタクに、隅田川マラソン大会への熱い思いを伝える会長。
「なるほど、じゃあ全力で頑張りますわ。」的なリアクションをするキムタク。

でも同僚の元自衛隊員の高梨雅也は自信満々なうえに命をかける覚悟もあるみたいで、キムタクは高梨に危うさを覚える。
釘を刺すキムタクに、
「勝手に怖がっていてください。当日は僕が仕切ります。自分一人でも守れますんで。」
と返す高梨。
何で給料も大してもらってないだろうにそこまでの覚悟を持てるのだろうか?
不思議である。

キムタクは、「恐怖心がないのはヤケクソと変わらない」「怖くない人と組むの怖いな」と言う。
はい!キムタク正論!
巻き込まれたらたまったもんじゃないよね!

ゆり子のSPと土下座するゆり子

隅田川マラソン当日には、大臣には6名が付き、会場の警備には180名体制であたる計画らしい。
うん!大丈夫そうだな・・・現実ならな!
ただのいたずらで本番は何も起こらないという見方もある中、「脅迫文書に指紋がなかったから、本気度高いよ、これ」と分析する江口洋介。

マスコミや世論のみならず、政界の大物からのゆり子への圧力も強いらしい!
「自分の立場が危うくなるのが嫌だから自己責任で何とかしろ」というおっさんに土下座するゆりこ!
ちくしょう!くやしい!
でも土下座するゆり子も魅力的だ。

警護に向けて一生懸命準備するキムタク

警視庁みたいなところで警備の最終プランを提出するも、たまたま出会った警視庁SPの江口洋介にチェックされ、突き返されるキムタク。
「丸腰だという自覚はありますか?民間警備は街の用心棒レベルです。」と、江口洋介にきつく言われる。

まぁ警視庁は武器ありですからね。
そりゃ差はあるでしょ。

会場であるグラウンドに視察潜入するキムタク。
細かに当日のパターンを想定する。
映像に文字つきの編集が入って状況説明が分かりやすい!
福山雅治のガリレオみたいな編集だ。

高梨逃亡とクールなゆり子

高梨が身辺警護課を辞めたいと言い出し、元居た部署に戻ったらしい。
あんだけ大見栄切ってたのに!なんでだ?

場面変わって、例のサイコパスっぽい記者の犬飼の記事をチェックして、「フェアな記事ですね」と犬飼に言うゆり子。
脅迫の件を心配する犬飼に、脅迫はいたずらだろうと言うゆり子。
「シエクスピアの言葉なんか使ってる時点で、本気だとは思えないわ。」と、くだらないと切り捨てるゆり子。

しまった!「慢心は人間の最大の敵」ってシエクスピアの言葉だったのか!
さっき小6がネットで調べて書いたレベルとか言っちゃった!
私のレベルの低さが一話の段階で露呈した形ですよ。

隅田川マラソン当日のキムタク

普通にスタジアムの観客席に座るゆり子。
このスタジアムは屋内のガラス張りのVIP席みたいなの無いのか?

身辺警護課の課長の村田さんと警視庁のSP江口陽介って知り合いなの!?元SPだと?
んもう!
第一話だからって布石打ちすぎでしょ!

ネットに気になる書き込みがあったと、わざわざ電話くれる高梨。
え?実はいいやつ?
警護課に戻っておいでよ!
脅迫状の内容は警察発表されていないのに、酷似した書き込みがあったらしい。
「嘘つき」という言葉に引っかかるキムタク。

開会式で石田ゆり子が、ランナーは全く興味がなさそうな政治アピール演説をする。
マラソン大会で言うことか?
「必死で走れよ、お前ら!」の一言でOKでしょ。
夏休み前の終業式の校長先生かよ!
石田ゆり子とはいえ、みんな「早く終われよ」って思ってるぞこれは。

爆破事件発生!

「江口が上司からの電話で席を外した!絶対このタイミングで何か起こる!」と思ってたら、案の定爆発が起こった!

犬飼記者がいかにもな感じで、「ここにいちゃ危ないぞ!追い逃げるぞ!」と観客を陽動する。
会場はパニック状態に。

石田ゆり子はなぜか鋭いターンでSPを振り切って逆走する。
どういうこと?
ていうかSPの握力弱すぎだろ。
華奢のゆり子も抑えられんとは。
筋トレしろ!

犯人と対峙するキムタク

トレーニングルームでゆり子を見つけるキムタク。
石田ゆり子が何か知っていると見抜く。
「脅迫されて狙われている人が着る服じゃない、いい標的です。脅迫状は嘘なんですか?」と指摘するキムタク。
さすがキムタクだ。
金田一よりコナンより推理力もある。

ここで登場したサイコパス犬飼。
入場の時に持っていた犬飼のリュックがないことに気づいていたキムタク。
そこまでバレてるのにいまさらただの記者ぶる犬飼。

ゆり子は犬飼からの、
「あなたは脅迫状を書いた人を知っていますね。トレーニングルームでお待ちしています。」
というメールを見て、あんなに慌てた様子でトレーニングルームに来たらしい。
となるとやはり脅迫事件は、逆境に立ち向かう政治家を演出して国民からの支持を取り戻そうとしたゆり子の自作自演なのか。
でもそんなゆり子も素敵だ。

キムタクがぼこぼこにされた後に、警視庁のSPが到着!
おそっ!
偉そうなこと言ってた割にはダメダメだな江口洋介は!

脅迫文に書かれていた「慢心は人間の最大の敵」という言葉は、犬飼が大臣就任時にゆり子大臣に贈った言葉でもあるらしい。
犬飼はその言葉をゆり子が覚えていて、無意識的に自作自演の脅迫文に使ったのだと考えているらしい。
だからゆり子の自作自演だと犬飼は気付いた、ということか。

ん?どういうこと?
犬飼がゆり子の大臣就任時に贈った言葉だとしても、元々はシエクスピアの言葉なんだよね?
なら第三者がシエクスピアの言葉を引用しただけの可能性もあるじゃん。
なんで自分が送ったメッセージからの引用だと思ったんだ?
想像力と行動力ヤバくね?

「だから僕が嘘を本当にしてやった。」「大臣にしたのは僕、全部僕のおかげ、裏切りやがって!」と豪語する犬飼。
もはやただのストーカー!
わかる!ゆり子は可愛いから分かるけど!
目がやばいよ!

ゆり子を救出するキムタク

犬飼に話しかけ、一瞬のスキをついて見事に犬飼を捕らえるキムタク。
そして自身が解放された瞬間、「アハハハハ」と、サイコな笑いを出すゆり子。
「でっちあげも甚だしい」と煽る。

そんなゆり子も素敵だ!
あんだけビビってたのに一瞬で切替えられる胆力!
日本にもこんな大臣が欲しいよ!

去るキムタクに対し、
「あのボディーガード。もしかして、わざと・・・」
とつぶやくゆり子。
多分キムタクはゆり子を逃がす隙を作るために、わざと犬飼にボコられ続けたのだろう。

キムタクVS江口と、まさかのマラソン大会続行

立ち去ろうとするキムタクを引き留めて、「私は民間が身辺警護するのは反対です。用心棒に活躍の場などありません。」と言い放つ警視庁SP江口洋介。

いやいや、さっき活躍しまくったばっかりじゃねぇか!アルツハイマーか!
急に用心棒のうんちくを語りだすキムタク。
拳銃を出したSPを叱責する。
屁理屈で返す江口に対し、大人の対応で場を丸く収めるキムタク。
さすがキムタク!

ニュースによると、墨田川都民マラソン大会は続行されたらしい。
大会続行したの?
あんなことがあったら普通中止でしょ!
大会は墨田川消防署所属の井田典三さんで、タイムは2時間19分45秒。
好タイムだ!
井田さんおめでとうございます!

ラストに高梨に情報提供のお礼をするキムタク。
そして、「やめたのは組みたくなかったからです。嘘つきなあんたと。」と言う高梨。
 
キムタクの過去の経歴を調べて、警護人をしていたことを知ったらしい。
こいつもやばいな。

石田ゆり子の美しさとキムタクのカッコよさを再認識した第一話だった。
そしてカップラーメンを食いたくなった第一話であった。
予告を見ると、来週は裁判官を警護するみたい。
テーマとしては弱いな・・・絶対見るけどね。

第2話を見終えたら、また感想を書こうと思いますので、良かったら読んでやってください。
それでは。