「はれのひ」の会見内容に注目!はれのひ社長も弁護士と一緒に記者会見に出席!
突然休業し、注文された晴れ着(主に振袖)を成人式の着付け会場に届けなかった、晴れ着レンタル会社「はれのひ」が26日夜7時からはれのひの社長同席で記者会見を行うことに決まりました。
成人式という人生に一度の記念日を台無しにした「はれのひ」に、多くの国民が怒りを覚えました。
私もその一人です。
会社側の説明では、「横浜地方裁判所で破産手続きの開始が決定された件に関して説明する会見」とのことですが、当然、被害者の皆さんや関心を寄せている大勢の日本国民が気になっていることを記者側が質問することになると思います。
記者会見の内容で、「これだけは必ず答えて欲しい」という内容をまとめてみました。
これらがはれのひの記者会見の内容できちんと述べられたかどうか、後でチェックしたいと思います。
目次(もくじ)
記者会見の内容で言及してほしいこと
振袖の出荷をドタキャンすることになった経緯
資金繰りがうまくいっていなかったことは分かります。
しかし事業の継続が不可能であったなら、成人式の日の晴れ着の購入・レンタル受付などしなければ良かったはずです。
となると、初めから売上だけ持って夜逃げ同然に逃亡するつもりだったということなのでしょうか?
そうなると計画的な詐欺事件ということになりそうです。
事件が発生するに至った経緯は、必ず言及してほしいところです。
在庫の振袖などの晴れ着は売却したのか?そもそも振袖の在庫は本当にあったのか?
フリマアプリのメルカリで晴れ着が大量出品されていた件で、はれのひとの関連性が疑われました。
結局メルカリに晴れ着を大量出品していた出品者は、はれのひとは関係がなさそうだということになりましたが、はれのひが資金繰りに困窮していたのなら、在庫の晴れ着をどこかで売却処分していても不思議ではありません。
そして、事前に晴れ着を売却していたとすれば、成人の日の逃亡は計画的であったことになります。
もし振袖が在庫としては存在していたのなら、最後に送料くらい負担して、成人の日に届けるくらいすれば良いと思うのです。
そうすれば問題化することもないですから。
それができなかったということは、資金繰りが悪化していて計画的に売上だけ持ち逃げするつもりで、在庫がない状態で注文を受け付けたのではと思ってしまいます。
社長の独断だったのか、会社ぐるみの犯行だったのか
私は今回のはれのひ事件は、おそらく社長率いるごく一部の上層部のみが行った計画倒産だと思っています。
そうなると社員・従業員は何も知らずに加害者になり、日本社会全体から悪者扱いされてしまうことになります。
今後の人生に少なからず影響が出るでしょう。
従業員に全く責任がなかったとは言いませんが、上層部の計画倒産を末端社員が防ぐことなどほぼ不可能なので、せめて上層部の独断であることに会見できちんと言及して、彼らの今後の人生に少しでも悪影響が無いようにして欲しいところです。
客から預かった売上金はどうなっているのか
計画倒産であったなら、海外ルートなどを通じたり、物理的に現金を隠したりなど、資金隠しをしている可能性があります。
この場合、これだけの迷惑をかけていながら、社長は会社だけ破産させた後に隠していた資産で悠々と暮らすという、なんとも腹立たしいことになりかねません。
記者には絶対にお金の流れについて質問してほしいところです。
成人の日当日は何をしていたのか
計画倒産の意図がなかったのであれば、当日まで何かしらの対応をしていたはずです。
成人式当日、はれのひでは従業員が自発的にボランティアで営業していた福岡天神店を除き、横浜店、つくば店、八王子店などの店舗は休業していたとニュースで報じられています。
はれのひ福岡天神店の従業員によれば、社長とは2018年に入ってから連絡が取れていなかったそう。
一部では社長の海外逃亡説も噂されていました。
事件当日の社長の行動をぜひ明らかにしてほしいです。
パッと思いつくだけで会見内容で言及してほしいことがこれだけあります。
しかし、実際は社長はただ頭を下げるだけで、同席の弁護士が淡々と応じるだけの会見内容になるのではないかと危惧しています。
事務的・お役所的な会見内容にならないことを願います。