今回の北朝鮮の中距離弾道ミサイル(火星12)の標的はどこだったのか【アラスカ?ハワイ?ロサンゼルス?グアム?ニューヨーク?】

   

今回の北朝鮮のミサイル発射で、Jアラートが発令されている最中、最も気になったことの一つが、

ミサイルはどこに落ちるのか

ということだと思います。
つまり、北朝鮮のミサイルの狙い・標的はどこなのかということです。

特に今回のJアラートの対象地域となった、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、長野にお住いの方々は、自分がいる場所にミサイルが落ちるのではないかと、ヒヤヒヤしたのではないでしょうか。

実家がJアラートの対象地域にあり、すぐにLINEや電話で連絡を取った人も多かったようです。

さて、今回の北朝鮮のミサイルの標的は、北海道の襟裳岬から東方に1180キロも離れた太平洋上でした。
日本やアメリカの国土のどこかを狙って失敗して太平洋に落下したわけではないようです。

今回北朝鮮が発射したミサイルは、射程がおよそ5000キロほどの「火星12」と呼ばれているミサイルではないかと見られています。

日本の領土に落とすには飛距離が長すぎましたし、アメリカを狙うには射程が短すぎます。
北朝鮮からハワイまででも7500キロほどの距離があるのです。

ただし、北海道南部から東北地方上空を通るコースは、方角としてはハワイに向かうコースと同じです。

従って今回、北朝鮮はミサイルを、日本に対しては日本全土を射程に含めることができるほどのミサイルを発射する技術があるということ、アメリカに対してはハワイにミサイルを落とすこともできるということを示唆し、威嚇する目的で発射し、予定通りに太平洋上に落下させたと考えられます。

北海道の上空を通過したんだからアラスカにでも向けて発射したのではないかと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、アラスカはおろか、北朝鮮からニューヨーク、ワシントンD.C.、ロサンゼルスなどのアメリカ本土の都市へ向けたミサイルでさえ、日本上空を通過することは通常はありません。

ハワイを狙ったミサイルの場合は、おそらくは東北地方上空を通過することになるでしょう。
また、グアムを標的としたミサイルの場合は、ミサイルが北朝鮮のどこから発射されるのかにもよりますが、福岡、大分などの九州地方東部または、山口、広島、島根、愛媛、高知などの中国地方及び四国地方の西部上空を通過するものとみられます。

北朝鮮は今のところどの国の領土にも本気でミサイルを撃ち込む気はないように思えますが、独裁体制の北朝鮮はいつどんな行動に出るか分かりません。

震災に備えるように、万が一の場合に備えておく事が大切です。