鬼塚雅&岩渕麗楽の必殺技「バックサイドダブルコーク1080」とは!?

   


平昌(ピョンチャン)オリンピック大会3日目、韓国の普光(ボクァン)フェニックススノーパークにて、スノーボードの女子スロープスタイル決勝が行われます。

前日に行われる予定だった女子スロープスタイル予選は強風のため中止となり、エントリーしている27人全員が12日の決勝に進出することになりました。
時間の都合上か、決勝では各選手が滑る回数が3回から2回に変更されました。

日本からは鬼塚雅選手、岩渕麗楽選手、藤森由香選手、広野あさみ選手ら4人が出場します。

中でも注目なのが岩渕麗楽選手と鬼塚雅選手で、二人の必殺技である「バックサイドダブルコーク1080」が成功すれば、メダル獲得の可能性がかなり高くなると思われます。

では岩渕麗楽選手と鬼塚雅選手の必殺技「バックサイドダブルコーク1080」とは、どんな技なのでしょうか?

鬼塚雅&岩渕麗楽の必殺技「バックサイドダブルコーク1080」とは!?

バックサイドダブルコーク1080(テンエイティ)とは、左足を前にして滑るレギュラースタンスの場合、時計回りに3回転(1080度回転)、縦に2回転する技です。

現状の女子最高難度の技とされるこの「バックサイドダブルコーク1080」を成功させている女子選手は世界でも数人しかおらず、今回の平昌オリンピックでも、バックサイドダブルコーク1080を成功させることができれば、優勝の可能性がグッと高くなります。
 

バックサイドダブルコーク1080をメイクした選手たち

1年ほど前まではこの「バックサイドダブルコーク1080」ができるのは、オーストリアのアンナ・ガサー選手ただ一人でしたが、この一年で日本人選手でも村瀬心椛(ここも)選手、岩渕麗楽選手、鬼塚雅選手がバックサイドダブルコーク1080に成功しています。

練習でバックサイドダブルコーク1080を成功させているのが、村瀬心椛(ここも)選手、鬼塚雅選手です。
村瀬心椛(ここも)選手はまだ13歳で平昌オリンピックには出場していませんが、将来がとても楽しみな選手です。

鬼塚雅選手は中国でのW杯でバックサイドダブルコーク1080を披露したものの、その時には転倒して得点にはつながりませんでした。
しかし中国W杯の時点ですでに公式戦で披露できるほどに完成されており、平昌オリンピックに向けてさらに精度を高めてきているものと思われます。

バックサイドダブルコーク1080を公式戦で成功させているのが、岩渕麗楽選手です。
米コロラド州アスペンで開催されたX-GAMES女子ビッグエアでバックサイドダブルコーク1080を成功させ、見事銀メダルに輝きました。
ちなみにその時の優勝者はアンナ・ガッサー選手です。
公式戦でバックサイドダブルコーク1080を成功させているのは、世界でもオーストリアのアンナ・ガッサー選手と岩渕麗楽選手だけです。
岩渕麗楽選手は練習ではバックサイドダブルコーク1260にもチャレンジしているようです。
海外ブックメーカーのオッズを見ると、海外では鬼塚雅選手よりも岩渕麗楽選手の方が優勝に近いと予想されているようです。

平昌オリンピック出場選手の中で、バックサイドダブルコーク1080をメイクできるのは、女子選手では今のところ第一人者のアンナ・ガッサー選手、そして日本人選手の岩渕麗楽選手と鬼塚雅選手だけだと思われます。
もちろん、公表していないだけで、バックサイドダブルコーク1080やそれ以上の大技を披露するダークホースが現れる可能性もありますが。
 

平昌オリンピックスノーボード競技での日本人選手のメダルラッシュに期待!

このように、平昌オリンピックに出場する日本人選手は、優勝を十分に狙うことのできる「バックサイドダブルコーク1080」という大技を持っている選手が、分かっているだけでも2人もいます。

バックサイドダブルコーク1080以外にもキャブダブルコーク1080などの大技を持っている優勝候補のアンナ・ガッサー選手がどんなパフォーマンスを見せるのか、
平昌の雪質や強風がパフォーマンスにどう影響するのかなど不安要素はもちろんありますが、スロープスタイルとビッグエアの両種目で、是非日本人選手で金銀ワンツーフィニッシュを決めてほしいところです。