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動物園コンサルタントの田井基文さんってどんな人?動物園コンサルタントとは?

      2019/03/10

2018年1月27日放送の「天才!志村どうぶつ園」に動物園コンサルタント田井基文さんが出演されます。

志村どうぶつ園の番組内で、飼育員たった1人で動物117匹のお世話をしているという日本一客が来ない動物園の視察に、トレンディエンジェルの斎藤さんと一緒に動物園コンサルタントの田井基文さんが訪れるそうです。

多くの視聴者が、
動物園コンサルタントってどういう仕事なんだろう?
と、気になることと思います。

動物好きで、将来動物にかかわる職業に就きたいと考えていらっしゃる方は、特に気になることでしょう。

この記事では、あまり世間に知られていない仕事である「動物園コンサルタント」について、動物園コンサルタントである田井基文さんを手掛かりに調べて、まとめてみました。

3分もかからずに読めますので、2018年1月27日放送の志村動物園を見て、動物園コンサルタントや田井基文さんについて気になった方は、ぜひ一度この記事に目を通してみてください。


田井基文さんってどんな人?

田井基文さんは、志村動物園の番組公式ホームページでは「動物園コンサルタント」と紹介されていました。

コンサルタント」というと企業の経営再建の専門家で、企画書や財務諸表とにらめっこして利益を追求するビジネスマンのような印象を受けますが、田井基文さんは動物園や水族館のプランニングやコンサルティングだけでなく、動物に関する幅広い活動を行っているようです。

年齢は1979年生まれの38歳で、生まれも育ちも大阪ですが、なんと全世界500を超える動物施設の取材経験があるそうです。
早稲田大学を卒業後、広告業界で培った経験をもとに、動物園水族館業界に特化した広告制作、グッズデザインなどを手がけるようになったとのこと。

日本全国にあるたくさんの動物園と水族館の魅力を伝えるフリーマガジン「どうぶつのくに」と「どうぶつえんとすいぞくかん」も発行しています。
「どうぶつのくに」は書籍化もされていますので、気になる方は検索してみてください。

また、他の田井基文さんの作品を見る機会としては、田井基文さんが世界の動物園や水族館で撮影した子供と動物をテーマにした写真が展示されている写真展である「KIDZOO」があります。
KIDZOOは全国の動物園水族館で巡回展示されており、現在はKIDZOO3が開催されています。

KIDZOO3は2017年11月3日から2018年2月28日まで、沖縄県沖縄市胡屋にある「沖縄こどもの国動物園 」で行われているようですので、気になった方は動物園の公式ホームページで情報を確認の上、足を運んでみてはいかがでしょうか。

というわけで、田井基文さんは単なる経営再建ビジネス的なコンサルタントではなく、生き物と動物園と水族館を愛しその素晴らしさを全世界に発信するとともに、全世界の動物園水族館と協力して業界全体の盛り上がりを目指す、総合プロデューサーのような活動をされているようです。

動物園コンサルタントとは、ただ事務的に決算の健全化や経営手法を指導して、動物園の再建を図るようなお仕事ではないということですね。
少なくとも、田井基文さんはより大きなビジョンを持った動物園コンサルタントであると感じました。

動物園コンサルタントになるには

田井基文さんはかなり特異な経歴をお持ちなので、他人が田井さんの経歴をそのまま真似て動物園コンサルタントになろうとしても、きっとうまくはいかないだろうと思います。

しかし、田井基文さんの経歴からは、「どんな道からでも動物園コンサルタントになれるんだ」という希望をもらうことができます。
田井基文さんのように動物園に対しての情熱とポリシーを持って行動し続け、それを世界に発信し続ければ、田井基文さんのようなエキサイティングな動物園コンサルタントになれるかもしれません。

地道に動物園コンサルタントのような職業を目指す方法としては、観光施設向けにコンサルティング事業を行っているコンサルティング会社に就職するのが近道でしょう。
少し検索するだけでも、観光施設向けにコンサルティング事業を行っている会社はたくさん出てきます。

例を挙げれば、「株式会社スーツ」では、動物園、植物園、水族館などを含めた幅広い観光施設に向けて、コンサルティングサービスを提供しているようです。
コンサルティング事業を行っている会社でも、事業内容はかなり異なりますので、動物園コンサルタントをピンポイントで目標とするのであれば、しっかりと企業の公式サイトや募集要項などを読んで応募するようにしましょう。

また、動物園の飼育員になって、自分の勤務する動物園の企画・運営をする経験を積むとともに、情報を外に発信し続けることで、動物園コンサルタントに近づくという方法も考えられます。
こちらの方法は、少し田井基文さんの経歴に近いものがあるかと思います。
情報を発信し続ければ、プロデュースをして欲しいという動物園から声がかかるかもしれません。

動物園コンサルタントの年収は

コンサル会社の社員や飼育員として、動物園のコンサルティングを行うのであれば、普通のサラリーマンと同じ程度の年収となるでしょう。
しかし、もし田井基文さんのように熱意が認められ、独立して独自の動物園コンサルを提供し成功できれば、収入は青天井になります。
自分の努力次第で、いくらでも稼ぐことができるでしょう。
 

以上、動物園コンサルタントに関するまとめでした。
動物園コンサルタントでなくても、田井基文さんのように情熱を持って取り組める仕事をしたいものです。